あしあと。

九州→関東在住。ライブラリアン。あるいてきたことを、ちょこちょこと。ふりかえったとき、自分なりの道になっていますように。

ふりかえり(2018年度)

2018.4-2019.3

 

次の元号も発表され、急かされているような、

急激に過去が過去になっていくような。

 

あっという間の一年でした。

書きながら思い出していこう。

 

〇しごとのこと

前半の半年、後半の半年、で部署を変わりました。

場所も、規模も、業務も違うところ。

前半の部署がわりとこじんまりしたところで、

後半は大所帯になったので、環境の変化についていくのに必死だったかな

(ついていけてなかったかも)

 

プロジェクトの末端に加わらせていただいていたのですが、

なかなか経験はできないことだったと思うので、

ここに居ることができてよかったな、と思っています。

 

主な業務としては目録→目録兼配架、な担当でした。

目録ばっかりしていると書架に並ぶ図書が把握しにくかったりするので

配架でちょこまか動き回れたことはありがたかった。

(運動にもなったし・・・w)

 

環境が激変するなかで気を付けていたのは、自分が求められている役割をきちんと果たそう、ということ。

自分の力以上や、自分がやりたいことというよりも。

そういう意味では受け身な一年だったかもしれません。

 

反省としては、環境の変化についていききらず

体調を崩し気味だったことか・・・(病院の診察カードを3つくらい持っていた時期があった)

結構気持ちもささくれていた時期もあったかもしれない。健康大事。

 

〇でかけたこと

毎度でかけるたびにブログ記録しようとは思っているのだけれども。

九州外にちょこちょこと、あと冬に海外に。

 

2018.5 千葉の図書館員Kさん主催で成田山仏教図書館見学&成田山観光。

KさんがFBにアップしていた見学記をみて、行きたいなとコメントをしたら賛同した他のかたとともに、再度企画してくださった。

九州から遠いように感じるけれど、

成田空港着の飛行機を使えば、実は空港から一駅!

成田は高校時代過ごした青春の場所とのKさんが、

美味しい鰻の店や特産のピーナッツを使ったお土産屋に連れてってくださり、そして仏教図書館にもアポイントをとって見学の手配を整えてくださった。

www.naritasanlib.jp

 

訪問するまで知らなかったのだけれど、この仏教図書館は明治時代、千葉県内にまだ公共図書館がない時代に

”公衆ノ閲覧ニ供センガ為メ”という目的をもって設立されたそう。

その趣旨のとおり、書庫を見学させてもらったとき

もちろん仏教関係の図書は数多く所蔵されていたのだけれども成田市に市立図書館ができるまで公共図書館の役割を果たしていたとのことで

宗教と関係ないような一般書や児童書が所蔵されていて、その役割の大きさが感じられた。

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成田図書館図書分類表。ほんと、公共図書館のように分類が多岐にわたる。

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1933年出版の千葉県図書館協会による和漢洋図書分類法。県別に独自で分類法を作成していたことを初めて知った。他の見学者のみなさんがきれいな装丁の古書に目を輝かせている一方で、地味に目を輝かせていました。。。

和漢洋図書分類表 : 附・索引 - 国立国会図書館デジタルコレクション

(NDLデジタルコレクションで全文公開されてた。序文に成田図書館の記述も)

 

Kさん、ご一緒しましたみなさん、ありがとうございました。

 

2018.6

大阪。これで3年連続行ってるのか、いつもお世話になるエルライブラリー。日頃ネットで繋がっているかたとお会いできる機会があるのはうれしい。

ほぼとんぼ帰りのような訪問で失礼しました。また行きたい。

 

2018.12

私用で海外。初ヨーロッパ、ドイツへ。

1週間の滞在で、合間合間に図書館を訪問することができた!

ベルリン州立図書館ポツダマプラッツ館

ドレスデン工科大学図書館

フンボルト大学図書館(グリム)

 

どの図書館も事前アポイントメントはとらずに、

訪ねていって受付(information)で「見学できますか?」と申し出たら、OKでした。

写真撮影もOK。(フラッシュ禁止だったり、人を撮らないというマナーは当然)

ただ、自分で見学するとその図書館の特徴や特色的なコーナーを見落とすこともあるなあ、と後々思いました(他のかたの見学記をみて、見落としにきがついた)

 

 個人的には、ベルリン州立図書館は

10代の頃に見た映画に出てきた図書館でずっと行きたくて、やっと叶ってうっとりすると思いきや

もちろんそれもあったのだけれどふと図書館員、図書館司書としての視点になってしまうときがあって

 なんだかしみじみするような複雑な気持ちになりました。

 でもやっと、行けて、叶ってよかった。

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(天使は、たぶんいた)

 

 〇そのたもろもろ

スマホを変えたり(huawei P20 lite)、タブレットPCSurface go)買ったりで

もろもろそのあたりでできること、に着手したり。

最近はガジェットを持ち歩いて空き時間に触ったりしています。

そのうち行動に影響してくるのかなあ。

 

海外もものすごく久しぶりだったので、あらためて

旅の準備でいろいろ手間取ったり通信関係は今こんなふうになっているんだな、と

調べなおしたり。

(ヨーロッパでタイムラグなしにLINEができるとか)

ネット環境がしっかりしていれば、大抵のことは調べられるというのは

ありがたいなあとしみじみ思いました。

 

 〇この春で

この春にも、周囲のいろんなかたの春からのこと、をきく機会がありました。

ずっとお世話になっていたかたが新しい門出になったり、新しいことをスタートさせたり。

 

元号も切り替わるから、ではないけれど、

この春でひとつ、ここ数年の区切りなような気分でいます。

 

この一年といわずここ数年歩いてきたこと、その過程で出会えたひとやできごと

それを経て今の自分はいるのだなあと思う。

周囲のひとに私は返せているだろうか。。。

 

 自分のこの春からのこと、ですが

もうしばらく、現状維持させていただくことにしました。

 

今正直、この春で区切りだったなあ、という感覚でいっぱいで目の前のイメージは新しい道を歩く感じ。

 

まずは夏まで、そして秋ごろ、年末、年度末。

新しい道ということは、新しい方向に振れることもできるかもしれない。

 

健康第一、そして自分にできることをできるだけしながら。